【実験】低脂肪乳は痛風を防ぐ? ならば…
先だってTVを見ていたところ「低脂肪乳に含まれるカゼインが痛風の原因となる尿酸を体外に排出するので、痛風の予防になる」ということを言っていました。
[※8/4『林修の今でしょ! 講座 2時間SP』(テレビ朝日)]
1日コップ1杯の低脂肪乳を飲むのがお薦めとのこと。
この番組によれば、プリン体が多く含まれているのは実はビールではなくおつまみ等で食べる食品のほうで、煮干やイカなどには特に多く含まれているとのこと。実際ビールそのもののプリン体はそれほど多くないらしい。
酒呑みの自分も「ビールにはプリン体が多いから痛風を招く」のだと勘違いしてました。
だって、CMなんかでも「プリン体●%カット」とかガンガン宣伝してますよね。
痛風はそのプリン体が元でできる尿酸が体内に溜まることで起きるもの、だそうです。
まずはプリン体を摂らないことが一番の予防ですが、なかなか排出されない体内の尿酸をこの低脂肪乳は体の外に出すのを助けてくれるのだとか。
正直自分も歳を取ると共にコレステロールとかと共にプリン体の摂取やら痛風の心配なんかが気になりだしたところ。
実は低脂肪乳はあまり好きではないんですが、この番組を見て「じゃあこれからは痛風怖いし低脂肪乳飲むようにするか!」などと思ったりするわけで。
でも低脂肪乳って、単体で飲むぶんには問題ないんですが、コーヒーなんかに入れると不味いシロモノなんで、普段はほとんど買いません。確かに牛乳よりも安いんだけど、コーヒーを豆から淹れる自分としては、低脂肪乳でせっかくのレギュラーコーヒーの味が落ちるのはどうにも我慢できない。
ということでまず殆ど買って飲むことはない。
だが、痛風予防でなら、飲むことを習慣にしたい。
ということは、ビールを低脂肪乳で割って飲めば、恒常的に摂取もできるようになるし、血中の尿酸度が抑えられるようになるんじゃね?
そんなコペルニクス的展開を思いついた! (笑)
ということで、
試してみました。
実験に使う材料はよくあるスーパーで100円程度のよくある低脂肪乳。
それと今回はオリオンビールをチョイス。
ビールの銘柄は単に自分の好み。
さて。
おつまみの枝豆実験を促進させるための反応用触媒を加えたところで、
実験開始!
まずはビールを注ぎ…
続いて低脂肪乳を追加。
なんか泡がクリーミー。
こんな見た目になりました。
さあ、実食です。
… … …
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……普通。
え~っと、正直「ウワっっくっそマズい!!」っていうオチを期待してたんですが…
普通に飲めるじゃん。
いや、美味いとかそういう話はないんです。
でも、
味がない、といいますか、なんと言うか。
ビール特有の苦味は消えて、乳製品のコクはちょっと増し増しになってる。という印象。
おいしいわけじゃないけど、飲めないほどマズくはない。
飲み続けろと言われれば、たぶん青汁よりは続けられそう。
そんな感じ。
でもマァ、あえてカクテルにして飲みたい物でもないですけどね。
あるいは銘柄が低脂肪乳と合わなかったのかもしれません。
他の「第三のビール」などで試してみれば、あるいは違うのかも。
結論。
ビールはビールとして飲むのがいちばん!
(あれ? そういう実験だったっけ?)
さて、次はウイスキーを割ってみようかな… (ってまだやるのかヨ)